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    幸せになっていいんだよ 

    2019.04.26 Friday 16:49
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      JUGEMテーマ:カウンセリング

       

      10日間、どうやって暮らしましょう。

      お金はないし、特段行きたいところもない。もちろんノープラン。

      あるのは時間だけ。

       

      ふう。年寄りの、日がな一日、こんなものかもしれないなあ。

      想像したことなかったんだよねえ。

       

      こんなに平和で、長々としてまったりした時間が来るとは。

       

      さて、今日は大阪の友人と一緒に作っているニュースレターの原稿を

      転載します。*友人の了解はとっています。

       

      長い間、付き合いのあった女友だちが、女性の、特に摂食障害を

      抱えている人たちの居場所作りを始めた。

       

      いろいろな活動を始めているようで、遠くから応援しているね、と

      いう話になり、何か書簡のやり取りみたいなものをニュースレターの

      中でしないかという話をもらった。

       

      彼女の野心はかなり大きなものだった。

      もう一歩進めて、摂食障害の女性たちの回復やセルフヘルプグループ、

      居場所についてなどを書きたいというのだ。

       

      確かに体験談は山のようにあるし、学術的な論文もあるにはあるが、

      当事者研究の、本来の意味を持ち、現実的に当事者の回復に役立つ

      ものがあるかといったら、ないのかもしれないと思った。

       

      彼女の申し出を了解したものの、どのようなものにしようか、

      どのような切り口で話を進めたらいいのか、砕けてはいけないが、

      読みやすいもの、難しくなく、理解を進めるのに役立つもの、

      居場所があればと思い、みずからも作りたいと思えるような、

      何か提起になれば。欲張りだ。

       

      幸せになっていいのよ

       〜居場所をみつけるそれぞれの旅

       

      第一回 「ボンボヤージュ ガジュマルの船」

       

      H おひさしぶり、最後に会ったのはいつだったっけ?元気にしてた?今回は「ガジュマルの船」にお招きいただき、ありがとうございます。

       

      野麻:ガジュマルの船は、摂食障害や関連依存症をキーワードに仲間の居場所を創っていきたいと考えてスタートしました。特に、がっつり依存症でリハビリしなければならない人だけではなく、隠れ症状は持ちながらもなんとか社会生活できている人や、もう依存症の症状自体は穏やかになってきてるけど、なにか生きづらさや居場所のなさを感じている仲間が自分の気持ちを隠さずに出せるひとときを共有できればと思っています。さらに、そんな仲間の集まりで共感は大事だけど、共感できなくても瞬間と場所を共有する縁を貴重なものだと私自身は思っていたりもします。

      さて、フェミニストカウンセラーの◯◯さん、前から一緒に何かしようって言っていたけど、なかなかチャンスがありませんでした。今回ようやく〜、ニュースレターを使って「何か」しましょう。

       

      H:「何か」ねえ?

       

      野麻:「何か」って方向付けはあんまり好きじゃないんですけどね。根回しは自由じゃないですから。とはいえ、丸投げも困ってしまうと思うんで、コンセプトは相談したいと思います。「回復」を目標にしてしまうと、回復できていない自分に苦しむというか、回復という目標から今の自分を考えると不満足の連続や劣等感に落ち込んで、それこそ回復と反対の自己否定や自己憐憫に落ち込んでしまう。

       

      H: それは不本意だよね。そして個人の人生はハウツーどうりにはいかないもの。もちろん、解決策や正解はない。人生も、正直に生きてきたら、こうなっちゃったんだよねえ〜みたいなところ、あるじゃない?

       

      野麻:そこの、自分やら周囲を壊してしまうか、なんとか切り抜けるかの選択の連続で、でもなんとかやってこれたのはなぜか、何が私たちをサバイブさせてくれたのか、という経験から見えて来るものや、考えた何かを伝えあえればいいかな、と。

       

      H: あなたとしたら、大海原にたゆたゆしていながら、「何か」がほしいってわけよね?ていねいに対話し、分かち合いながら、見えてくる何かもあるかもしれない。グループや体験談も以上のもの?とは言わないけど、ちょっとした野心はあるわけね。

       

      野麻:ところで、今、新天地でカウンセリング事務所を開設してみてどうですか?移住も思い切ったなあと思うし、たえず自分の仕事では劣等感に苛まれて行動できない私としてはカウンセリング事務所を開設というだけでも機動力のある人だなあと思いますが。

       

      H:常に、低空飛行、省エネ、ときどき生きる方向と違った方向に気持ちもカラダもシフトしているというか。いつもじゃないけど、揺らいでいる。カウンセリングルームで、「電話、こないかなあ」って、日がな一日、お客さんを待っているわけよ。ホンマに失礼な言い方だけど、誤解を恐れず言うなら、「どこかに悩んでいる人、いませんかあ?」。人の不幸を探している、「一人じゃないからね」って、ホンマかいなと疑いつつ、生きる糧(かて)にしている。「お前は悪代官かあ!!」()

       

      野麻:低空飛行とは?クライアントになった経験のある私にしてみれば、カウンセラーの弱さは魅力的でもあり、頼りなくもあり、ですね。Hさんの悪代官を装った自虐ネタは、むしろHさん自身のこころの柔らかさを感じてしまいますね〜。

       

      H わたし、小心者だから、「さっきのカウンセリングはどうだったんだろう?」「彼女(彼)は何を得て帰っただろう?」って思うわけ。とってもシンプルで、うまくいったときにはまた予約が入る。うまくいかなかったときは、一回きりで終わる。要は、クライアントさんはわたしを選ばなかったということだよね。気がかりと虚しさが残る〜()あなたはどう?NPO立ち上げるまで、大変だったでしょう。よう、がんばったねえ。よう、やったあ。尊敬するわあ。

       

      野麻:うーん、私も今の仕事は公的機関の相談員で、お客さんが来るのを待ちの姿勢。あんまりお客さん来ないんですよね。そして相談を受けてもたいてい一回きりで終わるので気がかりと、関わりのなさの空虚感はありますね。福祉の仕事と言っても、そういう仕事もあります。訪問が多すぎて疲弊する仕事もあるので、福祉の一言でくくれません。

       

      H いいじゃん。食っていけるなら。うらやましい話に聞こえるけど。

       

      野麻:最近よくある職場のメンタルヘルスチェックでは、「ひますぎる」というのはメンタルを病む原因にも位置付けられてるんですよ。退屈さは人を壊しかねません。私は自分のケアを第一に考えている上、多動を自覚しましたので今の仕事は条件はいいけど無理と判断しました。実は自分が多動と自覚したのはこの仕事のおかげです。今までもデスクワークは向かないことは自覚していましたが、職場の人が昼休みも外に行かずに部屋で座っているのと、毎日外でぶらぶらしている自分を対比した時、初めて自分が多動だとわかりました。学生時代から過活動は指摘されていました。実はどこにいっても「いつも動いてるね」「いろんなことやってますね」と言われてたんですが、まさか自分が多動とは気づかなかった

       

       

      なる道はゼロ、せやけど、自分が老いて、最貧困層の高齢女性になることを覚悟するなら、やりたいことやるぞって思ったわけ、そのただものではないヒマさのおかげで。 ()最近、ちょっと欲が出てきたのかもしれないなあ。

      ガジュマルの船の構想は前からもっていたんですよね。参加者がクライアントや福祉の利用者さんじゃなく、一緒に居場所をつくる仲間としてやっていきたいです。ところが、そういうのは「仕事」にはなりにくいんですね。私の仕事イメージがサービス業に偏っているのか、お客さんとサービス提供者ではない場所を仕事にするのはどうですかね。

       

      H 15年ほど前かな、「調査」と称して、いろいろな自助グループに参加していたことがあって。最初はいろいろ違和感があったけど、仲間の話には共感できたし、インタビュー調査を通じて、仲間もできた。わたしのほうがずいぶん話を聞いてもらったりして、助けてもらった。何が正解かわからないけど、みな必死でやってくる。暗〜い教会の一室に()。生きながらえるためにここにきているっていうか、人の何倍ものエネルギー使っているんだなあと思った。サバイバーとして生きるってやっぱり人の何倍もエネルギーを使うって。緊張感やストレスに弱いから何かにすがる、ストレスに、ギリギリな状況に耐えながら、何が何でも生き抜くゾという覚悟、その裏面には、人生の最後は孤立無援、のたれ死んでも、それはそれでワイの人生や〜くらいの開き直りが垣間見える。躁じゃない人はみなスリップする〜()

       

      K わたしは仲間や紹介される人には、自助グループに行くように勧めている。そりゃあ、もう三度の飯よりグループと思う。ただね、正直言うと、ちょっとグループに飽きたというか、体験談だって、飽きるほど聞いたし、読んだりしてきた。だから、う〜ん、「もういいかなあ」っていう気持ちが湧いてきて。だからといって、ここで、二人で、何する?何ができる?()

       

      H そうなんやあ。なんとなくわかるような気もするけど〜。話、変えていい?最近感激したことがあって。わたしね、実はかなりのテレビパーソン。あなたは本パーソンだよね。「ランウェイ

      というアメリカのバラエティ番組があるの、知らないよねえ。わたしはファンで、先日、第16シーズンが終わったのね。今回、番組史上はじめて日本人が優勝したんだけど、まあそれはよしとして、オーディションで15人くらいの新人のデザイナー(すでにブランドを持っている人、教えている人も含まれる)が選ばれる。その都度ユニークな「テーマ」が与えられ、決められた予算・時間内で作品を作らなければならない。それをモデルがきてランウェイを歩く。著名なデザイナーやファッション誌の編集長らが評価するんだけど、ワーストになっちゃった人はその場で「消える」、過酷なファッションサバイバーゲーム。でね、1〜15シーズンまでのモデルは通常の人がテーマの場合は別として、いわゆるモデル体形。背が高く、ギスギスガリガリ、10センチもあるピンヒールをはいて、モデルウォーク。それが、今回、はじめてなんだけど、いろいろなサイズがモデルに服を作ることになった。ふくよかな人もたくさんいる。ファイナルで圧巻だったのは、かなりオーバーサイズのアフリカンアメリカの女性がカラフルなリゾートっぽいウエア、な、なんと、ランウェイの真ん中で、腰に巻いたパレオをパアッととったの。みなびっくり、総立ちだったわよ。カラフルなパレオを肩にかけ、力強く歩く姿は輝いていた。

       

      K そうなんやあ。数年前、不健康なモデルたちの体形が問題になったことがあったよね。考えてみたら、消費者はごくごく普通の体形の人、むしろ圧倒的におデブちゃんが多い。がりがりにやせたモデルさんは美しいかもしれないけど、リアルじゃないよねえ。外観ではない、力強い、タフな女性たちが美のアイコンになった!

       

      H そうそう、なぜ今まで若い、細い極みのモデルが美しいと思い、その人に似あうドレスがアイコンになり、美の基準が決められてきたかってことよね。女性たちの体形や髪型、スタイル、服装……、男性のまなざしが作ってきたんだよ。それを社会が採用し、受け入れてきたというか。

       

      K そうそう、男性のまなざし〜。ややこしいなあ。わたしたちは男性のために生きているわけではないし、自分を着飾ることはない。

       

      H そうそう。ただ〜、現実的な話ね、たまに化粧品買いに行くと、いつもめまいがする()。たくさんあるブランドの一番上の商品を、商品の試供品をちょっと手に取り、目の周りに塗りこむ()、結局、買うのは一番下のコーナーの、安いやつ。「50才代からの美白〜」とかなんとか、年代ごとに女性たちは輪切りにされ()、化粧品コーナーでの禁欲は難しい。老いることは残念なことではないんだけど、カラダのすべては重力にまかせて下がる、顔のたるみもお腹まわりもおっぱいも、子宮だって内臓すべてが〜。あ〜あ、ビンテージ的な価値は欲しいかなあ。

       

      K さてさて、いろいろ話はつきない。どこの向かうかわからない「かじゅまるの船」だけど、一緒に海原に出ましょう。

       

       

      H・K ボンボヤージュ〜〜〜

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